9月4日、日曜日の早朝、九州上陸を目前にした台風から逃げるように新幹線に乗り込み、京都へ向かいました。
京都駅からまず向かったのは<東映太秦映画村>。
子供の頃、実際に一度だけ見た<がまの油売り>。
刀を振りまわしたり、自分の腕を切ったりする姿に恐怖感を覚え、長い年月がたっても強烈な思い出となっています。
次の日は下鴨神社に行きました。
緑の木々の間を歩くとここだけ時間がゆっくり進んでいるかのようでした。
黒豆茶と葵祭りの申の日に小豆の茹で汁で作られていたという<申餅(さるもち)>をいただきました。
この餅の色は「はねず色」というそうで「はねず色」とは明け方の一瞬、空があかね色に染まる様子で、命の生まれる瞬間を表し、この餅を食べることで身体を清め、無病息災をお祈りしたそうです。
緑の森を抜けると賀茂川と高野川の合流地点<鴨川デルタ>に着きました。
ここで念願の飛び石渡りを決行!
結構足を大きく開いて渡らなければならず、私にとっては勇気がいりました。
日頃のリハビリの甲斐あって腰痛も出ずによかったです。
次に行ったのは、今話題の<京都鉄道博物館>。
鉄道好きというわけではありませんが、展示されている食堂車で外の景色を見ながら軽食をとったり、自動改札の中の仕組みを見ることができたりと、日頃出来ない体験をしました。
京都を訪れたのは高校の修学旅行以来でした。
今回は自分の行きたいと思った所に行けて満足でした。
また機会があれば桜の季節や秋の紅葉の季節に寺社仏閣巡りができたらいいなぁと思っています。
今回は夏の終わりのまだ蒸し暑い京都を体感することが出来ました。