今年の夏は毎日雨でした。
ここ佐賀市の南部地域ではお盆からは毎日雨が降らない日はなかったように覚えます。
日照不足で稲のいもち病が心配されます。
病害虫防除をしなくてはいけませんが雨ばかりでできない日々でした。
そんななか先週の土・日は奇跡的ともいえるくらいに快晴になりました。
土曜日は農薬散布。
今年、中古で買った乗用管理機での作業です。
以前は重いホースを肩に担いで田んぼを行ったり来たりしていたのですが、今年からは軽トラックに積んだ黄色いタンクに水を入れてくる作業だけでいいので楽チンです
日曜日はひえ(雑草)とりをしました。
外から見える所だけでなく、田んぼの中に入ってみるとこれから伸びてくる雑草が地面近くにいくつも生えているのでそれを片っ端から抜いていくのは大変です。
雑草めがけて背を屈めると稲の葉の先端の尖がった部分が目に当たって痛いので気を付けなければいけません。
平年ならまだ8月の末日なので残暑厳しい時期なのですが、田んぼに行ってもそんなに暑くありません。
照りつける太陽の威力が衰えたようで体が楽です。
田んぼの中に足を入れると水がひんやり冷たくてびっくりしました。
それでも作業を続けていると汗だくになり、喉が渇きましたが・・・
稲の成長は早いもので、うるち米はもう穂が出ていて先端には小さな花が咲いています。
去年は害虫<うんか>で田んぼが全滅するくらいの被害がでました。
今年こそはと思って田の管理をしているのですが、今年は日照不足が心配です。
農業は気象などその年々の自然環境に影響するんだと痛感しています。
農業を本格的にやり始めてまだ2年目の新米が農業経営の奥深さ、怖さを少しづつ実感している今日この頃です。