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筑後川デレーケ導流堤

先週土曜日の午後2時頃干潮を見計らって、<筑後川デレーケ導流堤>を撮影しに出かけました。
場所は佐賀県と福岡県大川市をつなぐ新田大橋。
筑後川デレーケ導流堤_b0030191_10215523.jpg

高くそびえる赤いアーチが遠くからでも一目でわかる大きな橋です。
福岡に用事がある時はいつもこの橋を車で通過しているのですが、デレーケ導流堤撮影のため初めて歩いて渡りました。
筑後川デレーケ導流堤_b0030191_1022993.jpg

曇り空の下、潮の匂いを感じながら橋を登って行きました。
眼下には干潮時にだけ見ることができるデレーケ導流堤がきれいにその姿を現していました。
筑後川デレーケ導流堤_b0030191_10265421.jpg

写真奥には昇開橋が小さくかすんで見えています。
導流堤はこの昇開橋のすぐ下流から始まり、河口までの約6.5キロ続いているそうです。
明治23年、オランダ人土木技師ヨハネス・デ・レーケが当時主流だった船舶輸送を円滑に行うために築いたものだそうです。
導流堤を築くことにより、川の流れに変化をつけ、上流を見て向かって左手に堆積物をため、右手の流れを早くしたものだということが実際に橋の上から見てみるとよくわかります。
干潟状態になった左手ではアサリでしょうか何か採取する人が見受けられましたし、船は反対側のみ航行していました。
筑後川デレーケ導流堤_b0030191_10303823.jpg

有明海に続く南の河口に向けて撮った一枚。
遠くまで導流堤が続いています。
筑後川デレーケ導流堤_b0030191_10432669.jpg

当時は昇開橋付近の両端、佐賀の諸富港、福岡県大川市の若津港とこの導流堤の恩恵を受け、栄えていたのでしょうが、先日聞きに行った講座での話によると、諸富港近くにある<味の素>の会社は船舶を利用するのはガソリンかなにか運輸のための油を運ぶだけになっているとのことでした。
時代は変わっていきますが、このような歴史的建造物をみると、当時の賑わいを想像することができます。


by nnhishikk | 2012-06-04 10:59 | お出かけ | Trackback | Comments(4)
Commented by andante61 at 2012-06-05 10:12
<筑後川デレーケ導流堤>
干潮時に、こんなにきれいに見ることができるのですね。3枚目のお写真、本当にはっきりきれいに撮れていますね。これが、昇開橋のすぐ下流から、河口までの約6.5キロも続いているなんて驚きです! 明治の時代にオランダの人が築いたというのも、すごいです。
干潮時に、目の前にこういう姿を見られたnihishikkさんの感動が伝わってきます。
筑後川デレーケ導流堤という言葉も初めて聞きましたが、こんな歴史が
あったのですね。初めて知ることばかり。ありがとうございました。
最後のヤフーの地図もとても便利ですね(^^)
Commented by nnhishikk at 2012-06-06 09:32
♪アンダンテさん
デレーケ導流堤という言葉は私も先日の荒巻軍治先生の講演会で初めて知りました。
それまでは何で川に中央分離帯みたいなのがあるのだろうと少し疑問に思っていましたが・・・
主人に改めて尋ねてみると以前から知っていたみたいです。
疑問に思ったことは何でも聞いたり調べたりしないといけないですね。
地図はカメラのアイコンを載せる位置が拡大するとずれているので訂正しようかと思っていましたがそのままにしています・・・。
ごめんなさい<(_ _)>
Commented by margonsan at 2012-07-05 14:27
こんにちは。この前はひさしぶりに会いまして、お世話になりました。
Mさんも8月には引越しするということで、色々と準備が忙しそうです。退院したばっかりで大変ですね~。
センターでも土曜日に何かしらすることになりそうです。
学校的なものだといっていました。詳細はまだなぞです。
利益が出せればいいんですがね~ん~どうでしょう~(;;)
Commented by nnhishikk at 2012-07-06 17:16
♪ margonsanさん
先日は久しぶりにみんなの顔が見れて嬉しかったです!
お仕事大変でしょうが、頑張ってください。
時間がある時にみんなにブログも教えてくださいネ(^.^)
土曜日は何がはじまるんでしょう・・・?
ホームページも時々チェックしておきます!!