パリ観光の2日目。
パリの朝は7時半くらいにやっと明るくなります。
冷たい空気を吸い込んでホテルの外に出ると、朝もやの道の先にオペラ座が見えます。
くるりと向きを変え、この日ホテルから道1本隔てたルーブル美術館へと向かいました。
ルーブル美術館へ行くことがこの旅第1の目的だったのですが、閉館日を避け2日目に行くことになりました。
★ルーブル美術館
ピラミッドが見えてきました。
ピラミッドの中はインフォメーションの広場になっていました。
10ヶ国語の見取り図の中から日本語を選び、いざ観覧に出発です。
モナリザの絵の前は大勢の人でいっぱい。
人ごみをかき分けてやっとの思いでシャッターを切りました。
ルーブル美術館は撮影OK。
日本では考えられない行為ですが、パリの美術館では他の所でも大丈夫でした。
ただし、作品が痛まないようフラッシュは禁止です。
ほかにもルーブルでは絵画の前での模写もOK。
学生が床に座り込んでデッサンしている姿や本格的に油絵で本物そっくりに模写している人もいました。
全部を見て回るには3日くらいかかると聞いていたルーブル美術館。
お目当ての絵画を見つけるために階段を登ったり、地図を見てあちこち歩き回ったり・・・
ヘトヘトになって窓際の椅子で休憩をしていたら、ルーブルは何回も来ているというベレー帽をかぶった日本人のおじさんが隣に座り声をかけてくれました。
ルーブル巡りになれたそのおじさんによると1階からまっすぐエスカレーターで3階まで登り、地図にふってある順番どおりに観ていくと時代順に展示してあるのでよくわかるし迷わないということでした。
その説明をもっと早くに聞いていたなら・・・
ルーブルで私がもっとも探し回った場所・・・それはトイレ。
もともと宮殿だったこの美術館でトイレは壁の間みたいなところにマークも小さく、トイレの案内標識もあるのかないのかわからないくらいだったのです。
★チュイルリー公園
迷いに迷ったルーブルを出たらもう昼を過ぎていました。
道端のお店でチーズ入りサンドイッチと結構高額なペットボトルのコーラを購入し、チュイルリー公園へ。
公園の先はコンコルド広場の観覧車が日本の観覧車より高速で回っていました。
公園で陽の光を浴びながらサンドイッチをほおばったら、次は公園の横にある、オランジュリー美術館へと向かいました。
★オランジュリー美術館
ルーブルと比べたら小さな小さな美術館ですが、ここではモネの睡蓮が部屋の両壁一面に飾ってありました。
見学の人たちは部屋の中央の長椅子に座りゆったりと心行くまでモネの絵を鑑賞できます。
地下にはユトリロの作品もありました。
そして夜はフランス料理。
お店の名前は「ピンチョ」
パリの若いイケメン料理人達が目の前で作ってくれた貝柱の料理は美味でございました。
この日も予定を無事終了してホテルのバルコニーから夜の街並みを一枚撮影。
次の日はノートルダム寺院とベルサイユ宮殿です。
お楽しみに♪